2016年03月29日
病気の妻と自宅で過ごす。これが今の私たち家族のスタイルです
昨日妻はディサービスに行きました。
このテーマは普段から関心のあることなので
小生は先日案内のありました在宅医療・介護連携シンポジュームに行ってきました。
札幌市医師会と札幌市が主催です。北海道新聞にも情報が載っていたせいか、沢山の市民が来ていました。
高齢化社会なんだね市民の関心は大きい。
≪認知症の家族が増えている・2人に1人が癌になる≫等健康の情報が飛び交っている。皆不安なんだね、高齢化になったら年金が頼りだが減額されているのが現実です。又介護保険料は毎年上がる。希望は持てないよね。
だからと言って委縮してはいけない。情報に振り回されるばかりです ≪この世で命があることは必ず役割があるから生かされている≫ だよね。
ラジオを聴いたりテレビを見たり情報を取り入れて自分の頭の中で加工して見るといいよ。 あなたの力をきっと誰かが待っている。
「そんなに急ぐんじゃないよ」と自然が教えてくれる。
https://www.spmed.jp/z/ (札幌市医師会:在宅療養情報マップ)
医療や介護のことで医師会のHPを見たら解決するというのでしょうか?? 多分消化不良を起こす。
一人一人が必要な情報を取り入れ加工して見ると良いよ。
本当は病気になった本人と家族が主役の問題なのですね。
本人や家族が病気の家族を抱えて、どの様に過ごしていきたいか一人一人の問題なのですね。
誰だって健康で過ごしたい。でも年齢を重ねると体の不具合が出てくる。
皆んな平等に命を与えられている。 スマートに管理する役目が与えられているのですね。
{札幌市地域包括支援センター}困りごとがあったら相談してね。
平成17年頃清田区で「介護塾」があった。:病気の家族を抱えた家族の会です。
妻は未だ経鼻栄養で入院中で 進む道がわからなくて参加した。
会員のYさんから「在宅介護を選択するなら介護人の健康が第一だよ、病気の家族は2番目。」と当事者の思いを伝えてくれた。
在宅介護はバラ色ではない。しかしグレーでもない。一人一人が白いキャンバスに好みに合った色で描くしかない。
国や行政に求めても満足は得れない。 家族一人一人の生き方ですから。
「死にたい・なんで死なせてくれなかったの」と言っていた妻も。管は取れて、口から食べれるようになって自宅に戻れた、(妻は脳幹出血なので後遺症は大きいから車いす生活を余儀なくされている)
まだまだ満足はできないけれど自宅で一日一日過ごすことで気持ちは少しずつ和んできた。
今朝のラジオで札幌では{積雪が0になった}と報じている。
自然は真面目に刻んでいる。正に北国の春か近い元気をだして過ごそうよ。