夜の時計台は静かだった

ikeda49

2006年11月07日 23:51



(夜の時計台) 例会の帰り眺めた。日中は観光客の観光スポットだ。

山岳会に入っている、月に1度例会があり出かけた。
自然が歩くのが好きで入った。
《夏はガイドブックを見て山に登れたが、冬山に行きたかった》
北海道は半年雪に覆われる、冬の雪を楽しまないと意味がないと若いときは考えたんだ。
今はすっかり、飲み会のメンバーになったが、気持ちだけは青年だ。
以前海外の山も登った仲間も股関節が痛くてと話しをしていた。
加齢と共に仕方が無いことなのだ。
自分の身体と相談しながら、だましだまし使わないと壊れるよ。
団塊の世代の我々は知っているのさ。生まれながらに生存競争に晒されてきたんだ、自分のことは自分で対処しないと!!。

思えば35年もの仲間だ、先輩にスキーののり方を手稲山で教えてくれた。妻も私も生徒だった。
彼はもういないが、彼からは、山スキーは道具だよとよく言われた。そして、転ばないことが一番、転んだら起きられないのだ。
30㎏や40㎏の装備を担いでのスキーは滑ると言うより、歩く道具(シールを付けて歩く)だ。
コンパスと地図だけが頼りだ、林の中でも山も谷も自由自在に歩ける、この醍醐味は味わった者でなければ語れない。
バージンスノーにスキーの跡を付けるのが楽しみで山行を続けたようなものだ。
来年は必ず行くぞ、静かな闘志が湧いてくる。

関連記事