元気シュップ

ikeda49

2006年12月20日 07:01

札幌の地下街オーロラタウンに小さな店が最近出来た。
{元気シュップ}と言って、札幌市内の小規模作業所が造った製品を展示販売している。
札幌市の後押しで、場所を提供している。

昨日、以前から取引のあった《つばさの会共同作業所》の山本さんから、突然連絡が有った。
『絵手紙展示したよ』、現地で落ち合うことにした。




札幌市内には200カ所を越える小規模作業所がある。
自立やリハビリーを目的で色々な商品を造っているが、何時も在庫の山だと嘆いていた。

今年の4月に施行された『障害者自立支援法』では通所の所員にも、負担を求める法律なのだ。
障害者も作業所も実情に合わない法律に困り果てていた。

つばさの会の代表山本さんは、{札幌小規模作業所連絡会}の役員をしている。
法律の不備と作業所の窮状を札幌市に訴えこの度実現した店なんだ。


(展示していた絵手紙)

作業所の運営は、補助金の削減もあり厳しい。
今回の札幌市との取り組みは、先ず1歩前進した。

一般の人の中にどの様に作業所なり障害者がアピールしていくか、知って貰う場が必要だったのだ。
『お陰様で結構売れて、在庫を切らす商品も有るのだ』と山本さんは手応えを語ってくれた。

将来妻が造っている『テッシュペーパーケース』も棚に並ぶことを夢見て帰ってきた。







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