美容室でパーマをかけてきました

ikeda49

2006年04月29日 09:19

妻は半年ぶりにパーマをかけた。

28日札幌は暖かい日だった、4月に入り寒い日が続いていた。昨年11月に病気になってから初めてパーマを掛けたが、それ以来半年もたった。

髪の毛は伸び、毎回リクエストを受けていた。
今日がその日だった。
28日は金曜日、外泊で自宅に帰る日である。
病院と自宅のほぼ中間に美容院はある、何時もタクシーで通る路で車窓から見えていた。
車椅子を押して美容院に着いた。

スッキリした妻の話は次に記載する。
昨日は時間が充分にあり、病院では衣服の着脱の訓練を見ることが出来た。
つい手が出てしまい妻が一生懸命パジャマを脱いだり着たりするのをじっくり見たことはなかった。
《何と、パンツの履き替えから、シャツの着脱が出来るではないか》
それは、左手足だけでバランスをとりする動作は歯がゆいが、しかし1つでも2つでも自分のことが出来る事は、正に感激である。妻自身も自信がついたようだ。

過剰な介護は彼女の回復を遅らせる、自分に戒めなくては。

さて、美容室では、椅子に載せる、シャプー台に乗せる必要が有った。
店主の協力を頂き、何とか叶った。
鏡に映った妻の顔は満足そうだった。
2時間経ち、スッキリした妻は何よりも輝いていた。やはり、病院内の理容とは又違う感覚が有ったのでしょう。

障害を持っていてもドンドン街の中に出ていくべきだ。
妻のように一時は生死を彷徨った人は生まれ変わったのだ、障害を受けている事を悔いてはいけない、生まれ変わったのです、前に向かって前進することが何よりで。お世話になっている社会や家族え還元出来る事ではないか、と教えられた一日であった。
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