妻の歯科治療、口の中を整備する事で≪口から食べることができている≫

ikeda49

2016年11月26日 19:26

嚥下障害がある妻、普段から食べることに不安はある中、毎日3度口から食べて過ごしている。
≪口から食べることは生きること≫は言い過ぎですか??
病気の妻と自宅で過ごしていて得た教訓です。



先日訪問STが妻の前歯が2本抜けている と教えてくれた。 以前にも1本抜けていた。2本目も抜けている。
頭によぎったのは歯槽膿漏で歯が次々と抜けていくイメージです。
「歯医者に行こう」 と言っても 「痛くないからテレビを見たほうが良い」
比べることが変だね。  寒くなった11月下旬の札幌、出かけるのが億劫なこは間違いない。
何時も来てくれる訪問歯科衛生士に聞いたら「差し歯」を提案いただいた。「歯科医師と歯科技工士で訪問するよ」だった
最近訪問歯科治療も充実している。訪問で出来ないことはレントゲン撮影。

提案に不安はないが、一抹の心配は妻の障害の程度を知らないと思うことでした。
近くにあるY歯科医院、先生には困ったら泣きついて指導や診療を頂いている20年来の歯科医師です。
昨年も10月に口から水分も食べ物も当然薬も受け付けなくなり。一番先に見ていただき「口内炎と診断を受けた」
これじゃ食べられない。元に戻るには10日位かかるよ。と  
内科の病院に入院し栄養は経鼻管栄養で対応し、10日で退院し元の生活をできるようになった。   状況を思い出す。


暖かい時期は電動車いすを押して通院できる距離だけど
真冬日の昨日沢山着込んで15時過ぎに介護タクシーで出かけた。
Y歯科医師は「口も満足に開かないし、咽るよね、設備のある病院に紹介状を書くから」でした。
嚥下障害がある妻、自宅で生活を出来るには「口から食べること」が欠かせない機能です。

Y歯科医師はレントゲンを撮り、画像を見て「治療をしてみる」と始めてくれた。
患部に麻酔を打っての治療は大変だったようだ。 一時間かかった。
「仮歯を作る台を作ったよ」 来週もう一度来てね。
無事に済んだのだ。 普段通り夕食もできる、来週のケヤプラン(ショートスティ)もOKです。
本当に有り難いことです感謝しかない。  お陰様で今日がディに行きました。 今妻は長-----い夕食中です。
≪歯が抜けて雑菌が入り痛くなり、腫れで症状が進んで居なかったことも≫良い結果を生んだ。 

在宅での介護は沢山の人に助けられている。 山もあり「谷もありその都度役にたつ知恵を頂いている。
自分たちで乗り越えてきた知恵は忘れない。 
これからもいろいろあるね、恐れても仕方がない自宅での過ごし方は今までと同じです。変わりようがないから。



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