在宅での現場では

ikeda49

2007年09月19日 23:49

妻の足も落ち着いてくれた。今週はショートスティに妻は行った。
この2週間で小生もすっかり疲れた、今日は久しぶりの休日を享受している。


介護保険制度はコロコロと制度が変わり、施設も我々利用者もとまどうことが多い。
地元の清田区の「介護支援センターのR園」で介護塾を開いてくれている。





今日午後から開かれた。久しぶりに参加したのだ。介護保険では在宅家族の意見交換に使うお金は出ない。
R園の地元えのサービスの一環として場所を提供してくれている。
介護者の話を聞いてみると在宅での悩みは尽きない、ほとんどは認知症の家族で「今まで出来ていたことが出来ない、解らない」そして「記憶の欠落や徘徊等、介護の悩みを消化しきれなくて悩んでいる」
みんな同じなんだ。状況は各々違うが思うことは通じる処がある、なんぼでもグチが出てくる。
{慰めようがないよな、只聞くしかないな}
この介護塾で話すことによって、少しは肩の重たい荷が卸せたのじゃないかな。


厚生労働省では病院の介護病棟を減らして在宅を促進しているが。現場の実情を把握しているんだろうか。
小生も妻を自宅で介護してみて思うことは、「病院に預けっぱなしでは、回復はまず見込めないな」と感じを受けているが。
家族の介護の現場では、なにか歪みが出てきているように思えて仕方がない。
世界一の長寿を誇る国であればしっかりした政策を確立して欲しいものだ。




今日のお昼は久しぶりに同じ境遇のOさんと一緒した。
話すことは何時も同じ「奥さんの近況と本人の健康」
小生も最近腰痛が悪化している。
先の見えない介護には一対何が一番必要なんだろうか、答えを模索しながら日々過ごしている。
体調が優れないと良い考えも浮かばない、そんな時は身体を休めるしかないな、一晩寝たらリセットするんだった。

日本人の死因で癌が一番多い、先日の報道で、「ある病院で癌患者の相談員に元癌患者を採用した。」報道を聞いた。
そしてなるほどなぁ、当事者でなければ解らないことがあるんじゃにかな。
いずれ介護の場面でも同じ様な事が起きてくる予感がするんだ。


明日は妻が帰ってくる、施設では今でもミキサー食だ、味けが無いよな。
小生のレシピーで喜んでくれるんだから有り難いよな、疲れるけれど張り合いがあるんだ。


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