11日の{嚥下障害}の番組見ました

ikeda49

2007年07月15日 18:30

妻は脳幹出血の後遺症で嚥下障害に悩まされた。
今日の朝食であるがこんなに食べれるように本当に有り難い。




11日夜、NHK{ためしてガッテン}の番組を放送していた。この日は{嚥下障害}についてのお話しであった。
{内容を要約すると、脳障害を煩った80代の男性の実例を参考にしている。後遺症により飲み込み機能が悪くなり肺炎を引き起こし、口から食べるのが恐ろしくなったのだ}そして{栄養は胃ロウで直接流動食を胃に入れていたが、食べる機能が衰え体重が減っきた、家族の介護のストレスも大きい}

{リハビリーテーションの専門医の指導を受け、唾液を多くする方法、喉の肺と食道との弁の機能を向上してり、マツサージを本人が根気よく続けた結果口から食べられるようになり、胃ロウも外すことが出来た。}
当然体重も増え日常生活が送れるまで回復した。

私はこの番組を見て、妻の4年間を重ね合わせ、1ツ1ツ「同じだ、そうなんだよな」と相づちを打ちガッテンできた。
病気になり入院したとき、何を信じたら良いのか、正常な考えが浮かばないと言うのが、今考えるその時の状況だった。
担当医の病状説明が絶対、先のことはどうなるのか回復するのか、どうなるのか一番の不安がつきまとう。病院の言うままにやりきれない時が過ぎていく。


でも、この番組で紹介していた様に、入院したり、食べる機能を使わないと正常な機能も衰えると説明していた。
今、盲腸で手術しても次の日から歩かすと言うではないか。リハビリーを直ぐ始めるじゃないか。
何故、歩いて骨折したら大変だとベットに拘束したり、口から食べたら肺炎になるよと言うんだ。
{本人が良くなりたい意欲が有るなら希望を叶えるようにするのが医療機関じゃないのか。}この思いが私は何時も付きまとっていた。


どうしても納得出来なかった時リハビリーテーションの専門医に出会ったんだ。
その結果妻も口から食べる様になり、自宅にも帰って来れた。






これは今日の厚別川の様子だが、回復するには必ず道が有ると信じている。
私なりに言わせて頂くと、{本人の意欲、支える家族}がいると羅針盤が振れるような気持ちがするよ。
今日、堤防を車椅子を押して期日前投票に行ってこれた、みんなに助けて頂いたお陰だと思う次第だ。