札幌にも春が訪れる
ディサービスに妻を送り出し。私の時間が始まった。
昨日も今日も暖かい、妻は朝からそわそわしていた。
何時も訪れている豊平公園に行くことにした。
「コブシの蕾まだ固い」
自然の中には光がある、香りがある、暖かい日光に当たると病んだ気持ちも心も安らぐんだ。
病気を持った妻には自然の中に飛び込んで。
天地万物のエネルギーを授かるとまた一段と回復するな。
午後からも風は無く暖かい。
従兄弟が入院しているＨ病院はここから近い、妻を連れて見舞いに行った。
昨年５月に脳障害に倒れたのだが良くなった、いよいよ来月から在宅を始める予定だ。
「病気の妻に会っててくれたら、お互い望みが湧いてくるんじゃないかな」
病気を治すのは本人の気持ち次第なんだ。
２時を過ぎても暖かい、車椅子を押して福住迄歩き「札幌ドーム」を見学した。
何時も近くを通るが中に入ったのは初めてだ。
ここでフアイターズもコンサドーレも活躍してるんだ。
車椅子を押しての行動範囲は限られているが、欲を出さなければ（自分で出来ることを考えると）まだまだ機会はあるし場所もある。初めての外出はこんな事で過ごした。
関連記事