2015年11月25日
訪問歯科衛生士が指導に来てくれる
今日の札幌です、一夜にしてすっかり冬景色になりました。
ベランダに置いてあった花たちも雪が降っては生死にかかわる。 室内に入れました。
電動車いすも返却しました。 少しずつ冬バージョンです。
先日「日本在宅栄養管理学会北海道ブロック研修会」に参加してきました。
ほとんどが管理栄養士さんで若い。働き盛りの女性でした。
[口から食べること、栄養を摂ること」が人が生きていくことに一番大事な機能だと考える人たちです。
訪問管理栄養士のお仕事を実例で紹介していただきました。
病院から退院した後、自宅での生活に管理栄養士さんと看護師さんが訪問して対応している。
薬局の管理栄養士さんが訪問し薬の飲み忘れはないか、日常の食事や栄養指導もする。等
管理栄養士のお仕事は多岐にわたる。一歩踏み出すことで「住み慣れた自宅で過ごしたいと思っている人」に生きる活力を伝えている。
妻の口内炎は前回書いた。ほぼ普段の生活に戻ったと思っている。
今回訪問歯科衛生士Kさんのお話が有った。 若くて歯切れがいいね。頼もしい。
「我が家にも来ていただいて指導をしてほしい」と依頼しました。 そして今週から開始します。
口腔ケヤーは妻が口から食べて栄養を摂るには欠かせない「口の手入れです」
又口内炎は嫌です。 3度3度毎日美味しく口から食べるためには知恵をお借りしたいと思っている。
「お口は生きる入口」ですね。
一日でも長く自宅で妻と過ごすためには皆さんのお力を頂いて実現します。
●昨日嬉しいお手紙を頂いた。
80代のお母さんを在宅で介護しているTさんからです。
お母様と自宅で過ごして一年になります、
「週2回のリハビリーで手足も大部伸びるようになり声を上げて笑う夢のような一年でした。
そして言語リハのプログラムを取り入れお口からも少しずつゼリーを食べるようになりました。」
昨年9月に小生のドクターズネットワークにアップしている家族の介護の体験記を読んで連絡がきた。
http://www.peg.or.jp/taikenki/ikeda-3.html
パーキンソン症候群のお母さまが口から食べれなくなり胃ろうを造った。でも口から食べさせたい。
家族の希望でした。
燕下専門医N医師を紹介し沢山の専門家の知恵を頂いた。
様子を見ていたが「入院中のお母様の気持ちが落ち着かない」
お母様の希望は、住み慣れた自宅で過ごしたいのではと考え在宅を提案しました。
病気からの回復には「ストレスの少ない生活」が一番の薬です。
人には回復力があります。回復する気持ちと体力を働かせる為に家族の役割があると信じています。
家族の介護は楽ではありませんが。 元気になる家族の姿を見る度に「これで良いのだ」と思っています。
Tさんが焼いたお菓子は今日妻が戻ったら頂きます。